フランスのピアニスト、ミシェル・サダビィの代表作でもある【ブルー・サンセット】。1曲目に同題の曲が収録されている。
サダビィの手によるものだが、スタンダードとはまた違う、サダビィの作曲のセンスが光る。サダビィの作る曲は、だいたいにして1曲、1曲、曲調が違うところがすごいところだ。
その「ブルー・サンセット」であるが、マイナー調の曲で哀愁漂う薫り高いものである。前奏でグッとくる。
「ブルー・サンセット」にはまったら、サダビィ中毒になるのは間違いないだろう。僕もその1人であるから。
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5曲目の「ラメント・フォー・ビリー」のバラッドの響きはどうだ。ピアノに手が付着して離れないレガートはサダビィ独特の弾き方である。
「ラメント・フォー・ビリー」の旋律の美しさ。バラッドの名手であることは間違いない。
【ブルー・サンセット】はぜひ初心者の方に購入してもらいたい1枚である。これであなたのジャズ人生が変わるかもしれない。
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